長男10歳余命9ヶ月

2013/3/19 卒業式

2013/3/19 卒業式

参加への決心

この日はとても辛い1日でした。
覚悟はできていたものの、無念と悲しみは想像以上でした。

一ヶ月くらい前学校から、

「卒業式に来れませんか?」

とお誘いがありました。

晴れの舞台に立つ同級生を見て、
"もし息子がここにいたら、どんなだったろう?"

先生達への感謝、巣立ちの言葉が盛り込まれた卒業生の呼びかけを聞いて、
"なんで息子はここにいないのか?"

とても辛い思いをするんではないか?
その恐れもあって、すぐに返事をすることができませんでした。

しかし、こうやって息子のことで何か誘ってもらえる機会はもうなく、
これが最後かもしれないと思うと、
やはり行くべきと考え、決心することにしました。

卒業証書授与

卒業証書授与は名前を呼ばれた順に児童が席を立ち、
ステージに上がっていきます。

息子の卒業証書授与は6-3男子の一番最後でした。

先生が、

「・・ 堅太朗」

と呼び、

6-3児童全員で、

「はい!」

と本人に代わって返事をしました。

その後、父母席から私がステージに上がり、
校長先生から卒業証書を受け取りました。

息子に代わって卒業証書授与

ステージに上がったときの私の心境は複雑でした。

"本来受け取るべき息子がいない無念さ"
"この場を設けてくれた学校、闘病中励ましてくれたみんなへの感謝"

そんな複雑な思いを抱きながら、後ろを向いて出席者におじぎをしました。

私達夫婦は特別席を用意していただき、
グランドピアノ後ろの、目立たない場所だったので、
周囲を気にせずステージまでの往来はスムーズにできました。

入退場、呼びかけ

入退場は同級生が遺影を持って移動、
席も他の子と同じように椅子が用意されました。

呼びかけや歌のときは席から遺影を同級生が順番に持ち、
その姿を私はずっと見ていました。

一番辛かったのは呼びかけのときでした。

呼びかけの様子

呼びかけはお世話になった先生、父母への感謝だけでなく、
これからここを巣立ち、頑張って生きていく誓いの表現がたくさんあって、
聞いてて無念でたまらなくなったからです。

いつも気丈にふるまっている妻は相当ダメージが大きく、
式が終わった後、父母は教室で先生の話を聞くことになっていましたが、
行かずに帰宅させてもらいました。


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